● 爆走ツアーの朝 ●
ラスベガスの暑さにバテ気味の朝。
でもそんな事は言っていられない日がやってきました!
出発前から予約していた『砂漠激走ハマーツアー』の日です!
ハマーとは湾岸戦争など軍用としても知られる車です。日本でもキムタクが持っているとか。
なんとなく見ていた予約代行のサイトでこのツアーを見つけ、「絶対うちの夫が好きそう。」と思ってプリントアウト。「もちろん参加する!」となったのでした。
なんと言ってもツアー名がすごい!「砂漠激走」ですもん。
さて、どうなることやら?

06:30am
午前のツアーを選んだので、今朝も早起きです。

08:45am
またかぁ?のスタバで朝ごはんを食べ、迎えの来るバスプラザまで行く。
「何色かなぁ?」「黄色だといいなぁ。」など話しながら待つ。
とそこへ真っ赤なハマーが!「大きい〜!」「かっこい〜!」と早くも興奮気味。
ドライバーはサングラスがとっても似合うワイルドな感じのJohn!
好きなところに座っていいよと言うので、夫は助手席、私は2列目の真中。一段高くなっている所へ。
運転席と助手席の間はものすごく広く、その間にどっかと足を伸ばして座る。
乗り方もワイルド〜♪
8/11/2003
● 砂漠で激走〜!! ●
ラスベガスの市内を出て、レッドロックキャニオン方面へ。
この辺りの砂漠は、いわゆる砂の砂漠というより岩や石の砂漠です。
背の低いや草木やサボテンが生えていて、外はものすごく暑そう。
ハマーの中はクーラーが効いていて、冷たい水のボトルも完備。思いのほか快適です。

途中、別のハマーと合流し、無線がONに。
どうやら前方の車に乗っている女性がツアー会社の社長夫人で、この後合流する計3台にガイドをしながら走るらしい。
この社長夫人は日本人で、無線からキンキンと甲高い声が聞こえてきます。
ドライバーたちとのやりとりを聞いていると、これから行くところは彼らにとっても初めての辺り。
入り口は社長夫人しか分からないらしい。
無線でいろいろやりとりし、無事3台が合流。
いよいよ砂漠へ。
8/12の日記はてんとう虫をクリック!
バスプラザはほとんどが大型や中型のバスが多い中、ちょっと注目をあびながら出発!
この後もう一組の参加者を迎えに別のホテルへ。
貸切か?と思っていたので、少し残念。
合流した参加者は、広島から日本人二人。親子かな?と思ったら中学生の女の子とそのおばさんとのこと。
こんなツアーに参加するのは、かなりの車好きとかワイルドなタイプの人と思っていたので、ちょっと驚きました。

出発までの間、Johnに車のことをいろいろ聞いたり、写真を撮ったり。
運転席にも座らせてもらいました。
運転してみたい〜。(ペーパーだけど。。。)

そろそろ出発か?と思ったら、そこへ日本人通訳が乗るという。
「え〜!!!聞いてない〜。」
日本人客の場合、通訳さんがついてくれるらしいのですが、このサービスが後々のがっかりの始まりでした。。。
● 出発! ●
● ホテルへ ●
再びハマーに乗り、ホテルへ。
これでハマーともお別れです〜。

ランチは、再びDessert Passageで。
その後部屋に帰り、一休み。
これがハマーです!
夫はJohnにツアー会社のサインボードを
持たされてます。
ハマーの前のJohnと私。
なんか変なポーズしてます、私。
公道を走る。
前方に黄色いハマーが。
周りは岩の砂漠。
ドライバーのJohn。
普通の車についていない装置がいっぱいの
ドライバーズシート。
公道を離れ、ラフな砂漠へ入ります。
ここでハマーの特徴である、タイヤの空気圧調整をします。
一旦ギアをバックに入れ、スイッチを入れると自動で圧が変わります。
これによって、ラフな道でも走ることが出来るのです。
このハマーは、40度近い傾斜でも上っていくことが出来るすごい車です。
もちろん水の中でも大丈夫。特殊な作りである程度まで沈んでも走ることができるのだそうです。
すごい〜!
水の中、走りたい〜。

空気圧を変えているところ。
乗っていても、ほとんど分かりません。
ボンネットは特殊な樹脂で出来ています。
車体は金属。タイヤはものすごく大きくて
乗り込むのも一苦労。
戦地ではヘリで運ぶため、フックをかける
パーツがついています。
丸いふたのような部分、これを煙突のように
高く改造したものは、水の中へも入れます。
記念写真〜♪
目印もない砂漠をくねくねと進みます。
途中、少し傾斜があるところを通ったり、ラフな道でガタガタを楽しんできゃぁきゃぁ!

でもでも、
ワイルドな激走を期待していたのに〜っ!!!
Johnによると、社長夫人がいるのでかなりお上品に走っているとのこと。
サービスのつもりかも知れないけれど、こちらの期待はどうなるの〜っ!!
ツアーの案内には、「あまりドライバーを刺激しすぎないように。のせ過ぎるとすごい道を行ったりして危険なので。」とありました。
危険なのは困るけど、ほんのちょっと期待してたんだけどなぁ。。。。

途中、3ヶ所ほど停まって車外へ。
地面に落ちている石や岩は、よ〜く見るとほとんどに化石が見られます。何かの貝や植物など。
お土産に拾って帰りました。
他の2台のハマーに乗っているのは日本人ばかり。
こういうツアーに参加するのは日本人しかいないのかな?

ネイティブ・インディアンが狩に使っていたナイフ・ツリーや、おもしろい形のサボテン、薬になる植物のことなど教えてもらいました。

12:00pmごろ、ツアー会社のオフィスへ。
支払いを済ませ、Johnの着ていたTシャツを買う。
ハマーのイラストと、I survived the Las Vegas Dessert!と大きく背中に書いてあるTシャツです。
ノリで買ったんだけど、着るかなぁ? まぁ、いいか。

初めてのハマー、その大きさもパワーも実際に乗ってみてびっくりすることばかり。
これをマイカーとして乗っている人がいるなんて!
それも日本の狭い公道で!
価格もびっくりだけど、その心意気にびっくり。

ちょっとだけもの足りない感は残りましたが、初めてづくしの楽しい経験でしたぁ。
● 夜も激走! ●
Hotel Parisのbuffetはパンが美味しいと評判らしい。
朝は時間がなくて行けないので、今夜の夕食をと歩いて向かいます。
buffetにありがちな長蛇の列がなかったので、「もしかして、すぐ入れる?」と思ったのは甘かった。
時間指定されるチケット制になっています。次のチケットは9:45pm。でもまだ8:00pm。
時間があるのでStratosphere Towerにタクシーで行くことにしました。
この時間のストリップは混雑していて、タワーに到着するまでだいぶかかりました。
タワーに上るチケットブースも並んでいるし、エレベーターも長蛇の列。
結局並んでいるうちにbuffetの時間は過ぎてしまいました。
あきらめてタワーを楽しむことに。
疲れてきたし、お腹も空いてぐったり。

このタワーには、ラスベガスの町を一望できる展望室とレストラン、そしてタワーのてっぺんにはBig ShotとHigh Rollerがあります。
Big Shotは巨大な円柱をぐるっと囲むように取り付けられている椅子に座り、すごい勢いで上がったり下がったりするもの。
日本の遊園地にもあるものですが、タワーのてっぺんにはあるのはここだけでしょう、たぶん。
夜のラスベガスはまさに光の海。
そこにぽ〜んと放り出されるような気分が味わえます。
一方、High Rollerはタワーの周りに張り付くように走るジェットコースター。
これはあっという間に終わってしまう短さがちょっと物足りなかったかな。。。
そういえば、写真を撮っていませんでした。疲れてくると、シャッター押す回数がめっきり減ってしまうんです。

食べそこなった夕食は、ここのホテルのカジノフロアーにあったイタリアンへ。
夫は大好きなカルボナーラが美味しくて大満足。buffet以外のものは久しぶり?
● おしまい ●
再びAlladdinへ。
今夜でラスベガスともお別れ。
最後の夜にもやっぱり小銭でスロットマシン。
やっぱりスロット止まりなのよね〜。

01:30am
ワイルドな一日、お疲れ様でした〜。
荷物のパッキングをしておやすみなさ〜い♪